6/30-7/1に福島県いわき市で「震災と放射能汚染後をどう生きるのか ふくしまフォーラム」が開催されます。このフォーラムは地元主体のローカルなフォーラムですが、大震災・原発事故を経て私たちはどう生きていったらよいのかということを、仮設住宅に住んでいるかたや遠方に避難されているかたなどのお話を聞きながら、探っていくというものです。「こうすべきである」というような結論を出すためのフォーラムではありませんが、何らかの方向性が見えてくるような意見交換の場、交流の場になることを期待しています。
参加の申し込みは、次のふくしまフォーラムのウェブページから。またはメールかファックスにて申し込んでください。
http://fukushima.socialforum.jp/2012/06/1.html
*東京方面から参加される方のために、バスを用意しております。また宿泊を希望されるかたに宿泊も用意しておりますので、ご利用ください。
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震災と放射能汚染後をどう生きるのか ふくしまフォーラム
地震と大津波は多くの命を奪い、住居や仕事といった生活の基盤を根こそぎ破壊しました。さらに、福島第一原発の事故によって直後には32万人、現在でも15万人もの福島県民が避難を余儀なくされています。福島第一原発の事故はいまだ進行中であり、放射能汚染は拡大し続けています。このことは、福島県民だけが被ばく者にされたのではなく、日本全体が放射能で汚染されてしまったということができるでしよう。東日本大震災と福島第一原発の事故が投げかけていることは、私たちが生存の危機にあるということです。それは被災地のみならず、日本全国さらに地球全体が生存の危機にあるということを示しています。
このような状況のもとで、私たちはどのように生きていけばよいのでしようか。知恵と経験を持ちよることが大切です。私たちにはヒロシマ・ナガサキの経験や水俣病との闘い、チエルノブイリ26年の経験などに学ぶという手がかりがあります。私たちは「震災・放射能汚染後をどう生きるのか ふくしまフォーラム」を開催します。多くのみなさんが本フォーラムに参加してくださるように呼びかけます。
【全体会の問題提起 】
もどる/もどれるのか 相双地区住民のこれから(木幡仁さん)
東京電力への賠償請求について(海渡雄一さん)
避難者の生活について(中手聖一さん)
障がい者の視点からみた防災計画(鈴木絹江さん)
チェルノブイリ25年度の現地視察から(佐藤和良さん)
【 分科会テーマ 】
検証3.11 障がい者にとっての東日本大震災
津波と原発事故の避難者支援の現状
もどる/もどれるのか-相双地区住民のこれから(元大熊町議:木幡仁さん)
廃炉と除染作業に従事する労働者の被ばく
東京電力への賠償請求について
いかに被ばくをしないか 内部被ばく、子どもへの影響について考える(いわ
き市民測定室)
避難者の生活について
食の安全・免疫力を高めるメニュー(PALシステム)
新エネルギー
健康を守る、しかし医療・介護の人材流失をどうする(医師:色平哲郎さん)
放射能汚染と農業(郡山市の農家:中村和夫さん)
放射線についての教育をどうする
津波被害からの復興について考える
避難している女性の交流会(大熊町の明日を考える女性の会代表:木幡ますみ
さん)
(*名前は、確定しているスピーカーのかたです。)
日 時:2012年6月30日(土) 10 ::30〜17:00
※ 1日目のフォーラム終了後に、会場近くで交流会(希望者のみ。参加費2,500円)を行います。
7月1日(日) 9:30〜12:30
※ 2日目のフォーラム終了後に、津波被災地と福島第一原発30km圏(Jビレッジ周辺まで。希望者のみ。参加費無料)を行います。
会 場:いわき市文化センター大ホール・会議室、労働福祉会館
資料代:1,000円
主 催:ふくしまフォーラム実行委員会
連絡先:NPO法人 いわき自立生活センター
Tel:0246-68-8925 Fax:0246-68-8926
E-mail:fukushima_socialforum@yahoo.co.jp
後 援:いわき市、いわき明星大学、東日本国際大学、福島民友新聞・福島民報新聞いわき支局、いわき民報社、日々の新聞社、朝日新聞・毎日新聞・読売新聞いわき支局、など
※ 実行委員会は本フォーラムの趣旨に賛同する個人・団体で構成されています。
※ ふくしまフォーラムの成功のために寄付金を集めています。ご協力をお願いします。
郵便振替口座 (口座番号)00110-8-567786
(加入者名)いわき社会フォーラム
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