2012年4月29日日曜日

震災と放射能汚染後をどう生きるのか ふくしまフォーラム


地震と大津波は多くの命を奪い、住居や仕事といった生活の基盤を根こそぎ破壊しました。さらに、福島第一原発の事故によって直後には32万人、現在でも15万人もの福島県民が避難を余儀なくされています。福島第一原発の事故はいまだ進行中であり、放射能汚染は拡大し続けています。このことは、福島県民だけが被ばく者にされたのではなく、日本全体が放射能で汚染されてしまったということができるでしよう。東日本大震災と福島第一原発の事故が投げかけていることは、私たちが生存の危機にあるということです。それは被災地のみならず、日本全国さらに地球全体が生存の危機にあるということを示しています。

このような状況のもとで、私たちはどのように生きていけばよいのでしようか。知恵と経験を持ちよることが大切です。私たちにはヒロシマ・ナガサキの経験や水俣病との闘い、チエルノブイリ26年の経験などに学ぶという手がかりがあります。私たちは「震災・放射能汚染後をどう生きるのか ふくしまフォーラム」を開催します。多くのみなさんが本フォーラムに参加してくださるように呼びかけます。


【 全体会の問題提起 】
▶  もどる/もどれるのか〜相双地区住民のこれから
▶  東京電力への賠償請求について
▶  避難者の生活について
▶  障がい者の視点からみた防災計画

【 分科会テーマ 】
▷  検証3.11  障がい者にとっての東日本大震災
▷  津波と原発事故の避難者支援の現状
▷  もどる/もどれるのか〜相双地区住民のこれから
▷  廃炉と除染作業に従事する労働者の被ばく
▷  東京電力への賠償請求について
▷  いかに被ばくをしないか 内部被ばく、子どもへの影響について考える
▷  避難者の生活について
▷  食の安全・免疫力を高めるメニュー
▷  新エネルギー
▷  健康を守る、しかし医療・介護の人材流失をどうする
▷  放射能汚染と農業
▷  放射線についての教育をどうする
▷  津波被害からの復興について考える

※ 以上のテーマは、これまでの実行委員会において提起されたものです。各テーマの問題提起者やスピーカーは現在、交渉中です。
※ アトラクションも予定しています。また、この他にも分科会企画を募集しています。


日 時:2012年6月30日(土) 10 : 30〜19 : 00
  7月1日(日)  9 : 30〜12 : 30
会 場:いわき市文化センター大ホール・会議室、労働福祉会館など
資料代:1,000円
主 催:ふくしまフォーラム実行委員会
連絡先:NPO法人 いわき自立生活センター
Tel:0246-68-8925 Fax:0246-68-8926 
e-mail:fukushima_socialforum[a]yahoo.co.jp ([a]を@に変えてください)
※ 実行委員会は本フォーラムの趣旨に賛同する個人・団体で構成されています。


※ ふくしまフォーラムの成功のために寄付金を集めています。ご協力をお願いします。
郵便振替口座 (口座番号)00110-8-567786 (加入者名)いわき社会フォーラム


[PDF版ちらし] (Google Doc)
※チラシはリンク先ページ左上、ファイル・メニューのダウンロードから保存できます。
配布などにご活用ください。
(2012/05/22 本チラシに差し替えました。これまでの仮チラシはこちらからダウンロード出来ます。)

今後の予定(「ふくしまフォーラム」第3回実行委員会/東京サポーター会議)

○「ふくしまフォーラム」第3回実行委員会
5月13日(日)16:00〜、いわき市中央台公民館
(遠方の方も参加できます。若干の交通費補助がありますので、遠方の方で、参加されたい方はご連絡ください。)



○「ふくしまフォーラム」支援イベント、東京サポーター会議
5/25(金)18:30〜21:00、文京シビックセンター5階会議室A+B
お話:長谷川秀雄さん(NPO法人いわき自立生活センター理事長、ふくしまフォーラム代表)
  木幡ますみさん(「大熊町の明日を考える女性の会」代表)


 首都圏で「ふくしまフォーラム」をサポートし、参加する人たちの集いを開きます。長谷川さんは、しょうがい者が地域で暮らしていけるよう支援するNPO法人いわき自立生活センターの理事長です。センターの隣には、広野町から避難してきている方たちの仮設住宅があり、センターは、仮設住宅に住んでらっしゃる皆さんにとって、いわば憩いの場にもなっています。長谷川さんにさまざまな状況をお話いただきます。